日本ブリーフサイコセラピー学会

日本ブリーフサイコセラピー学会 地方研修会のご案内

-- 定員に達した為、参加申し込み受付を終了いたしました -


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テーマ
ブリーフセラピー入門
-もう一度、そして新しくブリーフセラピーを学びたい人のために-

講師

長谷川明弘 先生 (東洋英和女学院大学)
石丸雅貴 先生 (金沢工業大学)

※定員を超える申し込みがあったので、講師を増員しました。
2015年7月18日の札幌大会WSで組んだペアでの研修となります。

内容

日本ブリーフサイコセラピー学会では地方研修会を各地で開催しております。この度、愛媛県で初めて開催の運びとなりました。長谷川明弘先生からブリーフセラピーを学ぼうと思います。

講師からの紹介文:ブリーフセラピーは、エリクソン(Erickson,M.H.)による催眠・心理療法の臨床実践とサイバネティックスの理論を精神医学に導入したベイトソン(Bateson,G.)の認識論を心理療法モデルの中核に位置づけながら、問題や課題の解決のためにセラピストとクライエントの協働によって一人一人にあった効果的な面接を工夫することを通して、クライエントの意味づけと行為の連鎖の中に小さな変化をもたらそうとする心理療法です。

システミックな相互作用論(個人内、対人間、家族、組織、地域)に立脚しているため、必ずしも当事者が来る必要はありません。また年齢層は限定しない上に、病理水準よりもむしろ人が有している肯定的な側面に注目して、過去や現在よりむしろ未来志向なのが大きな特徴です。つまり幅広い対象に適応できます。

ブリーフセラピーを実践する専門家は、人を理解することはもちろんですが、人がどう変わるのかに関心があり、日常生活におけるクライエントの体験の変化を目指します。

研修では、定義、基本的な考え方、主要なアプローチの解説を行った後、面接過程を体験的に学習することを行います。本研修では、技法に注目されがちなブリーフセラピーが、クライエントとセラピストの関係性に着目しながら進行していく過程をエクササイズを通して学び、クライエントに応じて、セラピストが柔軟に介入を行っていることを理解してもらいたいです。

講師は、主に医療・福祉、教育、産業領域でブリーフセラピーを適用してきました。それらの経験を取り入れながら、実践に活かせる研修を進めていきます。

参考文献:宮田敬一(編) (1994) ブリーフセラピー入門 金剛出版
ケイド,B. オハンロン,W.H.(1993) ブリーフセラピーへの招待 亀田ブックサービス
本研修会は臨床心理士資格更新に関する短期研修の一つになります(研修証明書を発行します)。

講師

長谷川明弘(はせがわ あきひろ)

臨床心理士。臨床動作士。認定催眠士。専門は臨床心理学:心理療法(ブリーフサイコセラピー;ブリーフセラピー、臨床動作法、催眠法) 。個人、家族、集団、組織を対象として生涯にわたる発達段階への支援。

1995年愛知学院大学文学部心理学科卒業。1997年新潟大学大学院教育学研究科修士課程(学校教育専攻障害児教育コース)修了。2003年東京都立大学大学院都市科学研究科博士課程(都市社会システム系)修了し、博士(都市科学)を取得。金沢工業大学にてカウンセラーと講師を経て、2013年から東洋英和女学院大学准教授。日本ブリーフサイコセラピー学会常任理事、日本催眠医学心理学会常任理事。

著作・論文
『軽度発達障害へのブリーフセラピー』(分担執筆)金剛出版(2006)
統合的な立場からブリーフセラピーを再定義する-試案・私案・思案- ブリーフセラピーネットワーカー(2012)
学生相談におけるブリーフサイコセラピーの多様な実践(共著)ブリーフセラピーネットワーカー(2011)
「ブリーフサイコセラピー研究」の動向と提案 (共著)ブリーフサイコセラピー研究(2010)
高齢者における地域別にみた「生きがい」の実証研究 博士学位提出論文(2003)
「からだ」と「こころ」をつなぐ心理療法のかたち (共著)心療内科学会誌(2003)
日常生活における「自然な」心理療法 ブリーフサイコセラピー研究(1998)
ほか


石丸雅貴(いしまる まさき)

臨床心理士。専門は臨床心理学:心理療法(ブリーフセラピー) 。ブリーフセラピーの教育への応用。

2008年金沢工業大学情報フロンティア学部心理情報学科卒業。2010年愛媛大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻臨床心理学コース(修士課程)修了。2013年名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻心理学講座(博士課程)満期退学。2013年から金沢工業大学にてカウンセラーと助教。

著作・論文
用語解説 (特集 学校と子どもを活かすブリーフセラピー : 解決志向の実践) (分担執筆) 児童心理 (2012)
大学授業におけるWOWWアプローチ実践の効果 : 学生の授業理解度をもとにして (共著) ブリーフサイコセラピー研究 (2011)
大学授業におけるWOWWプログラムの効果的なコンプリメント (共著) ブリーフサイコセラピー研究(2013)
ほか

日程
2015年11月1日(日)10:00~16:30 (9:25より401教室にて受付開始)
会場

愛媛大学 教育学部 1号館402教室
〒790-8577 愛媛県松山市文京町3番
交通/学内案内:http://www.ehime-u.ac.jp/access/johoku/index.html

(会場へのアクセス)

JR松山駅から
伊予鉄道市内電車をご利用の場合,環状線(古町方面行き)「赤十字病院前」下車,北へ徒歩約2~5分
伊予鉄バスをご利用の場合、東西線「愛媛大学前」下車
駐車場がありませんので、車でお越しの方は近隣の駐車場をご利用ください。

参加費
\5,000(大学院生・学部生:\3,000 事務局が認めるもの)
定員
60名 (定員に達し次第、申し込みを締め切ります) ※定員を10名増員(2015年8月20日)
参加資格

医療,教育,福祉,司法等で対人援助の仕事に従事している方およびそれらを学ぶ大学院生。研修会中で出てくる事例の内容に関して守秘を約束できる方。

会員,非会員ともご参加できます。とくにブリーフサイコセラピーの知識がない方でも受講できます。

*本ワークショップは「臨床心理士」資格更新のための研修機会として認められます。

申込み方法

参加申し込みフォームよりお申し込みください。

折り返し事務局より申し込み受付のメールを差し上げますので、下記口座に参加費をお振込みください。
お振込みが確認できた時点で、再度事務局より、参加受付完了のメールをお送りいたします。

申し込み締め切り:2015年10月15日(木)

お振込み先
○○銀行 ○○支店 普通口座 ○○○○
日本ブリーフサイコセラピー学会第13回地方研修会 事務局長 相模健人
主催
日本ブリーフサイコセラピー学会
共催
愛媛ソリューション研究会
問い合わせ先
第13回地方研修会(愛媛)事務局  愛媛大学教育学部 相模健人 
研修会事務局アドレス(○○○○)

-- 定員に達した為、参加申し込み受付を終了いたしました --


-- 研修会は盛況のうちに終了しました。有り難うございました。--